プラットフォーム アーキテクチャを確認する

ヘルスコネクトは、クライアント アプリと Health Connect API の間の高速で便利なインテグレーションを容易にするように設計されています。

次の図は、SDK レイヤと IPC(プロセス間通信)を介した、クライアント アプリと Health Connect API の間の統合を示しています。

各健康管理機能の横にチェックボックスが表示されます。
図 1. ヘルスコネクトのアーキテクチャ図

アーキテクチャ コンポーネント

1. ソフトウェア開発キット

SDK によりクライアント アプリは IPC を介してヘルスコネクト APK と通信できます。

2. クライアント アプリ

ヘルスコネクトと統合するには、クライアント アプリが SDK を健康&フィットネス アプリにリンクします。これにより、Health Connect API の操作を容易にする API サーフェスが提供されます。

3. ヘルスコネクト APK

ヘルスコネクト APK は Health Connect API の主要な要素であり、権限管理コンポーネントとデータ管理コンポーネントの両方が含まれています。ヘルスコネクト APK はユーザーのデバイスで直接利用できます。

4. 権限管理

ヘルスコネクトには、アプリがデータを表示する権限をユーザーにリクエストするためのユーザー インターフェースがあります。

また、既存のユーザー権限のリストも提供され、ユーザーは複数のアプリケーションのデータへのアクセスを管理できます。

5. データ管理

ヘルスコネクトは、ユーザーの歩数、サイクリング速度、心拍数など、サポートされているデータの種類について、記録されたデータの概要をユーザー インターフェースに表示します。